第1回 潜水への誘い(いざない)
南極・昭和基地の周りの海はほとんど一年中凍りつき、陸上にも花の咲く植物は無く、ごく限られた場所にコケや地衣類がわずかに見られるのみで白一面の世界が広がっている。海洋生物を研究するといっても厚さ1メートル以上もある海氷(海…
南極・昭和基地の周りの海はほとんど一年中凍りつき、陸上にも花の咲く植物は無く、ごく限られた場所にコケや地衣類がわずかに見られるのみで白一面の世界が広がっている。海洋生物を研究するといっても厚さ1メートル以上もある海氷(海…
2023年末、海洋観測の中で最も長距離データを取得したとしてギネス世界記録に認定された測器がある。一世紀前にイギリスの海洋生物学者アリスター・ハーディー卿により考えだされた連続プランクトン採集器(Continuous P…
2024年7月20日:山 調査地の南側には山があります。この山を超えると氷河を目にすることができます。多くの旅行客が氷河を見にるためにこの山を登ります。 2024年7月21日:ユキホオジロ ユキホオジロの雛が測定している…
海底には多くの生物が生息している。東京のお台場の泥の中にだっているし、沖縄のサンゴ礁にもいる。そしてもちろん南極の厚い氷の下にだって沢山いるのだ。 水中を浮遊する生物をプランクトンというのに対して、海底に住む生物はベント…
2024年7月18日:標識の先 今回のメインの調査地はメインストリートを氷河の方向に登ったところにあります。道路が無くなるところに写真の標識があります。 この標識の先に行けるのは、ライフルを所持している人たちだけです。ち…
2024年7月16日:計測 調査地までは、徒歩で30分の距離です。街唯一のメインストリートには歩道があるので、安全に歩けます。この時期、植物はどんどん成長するので、数日間隔で植物のサイズを計測します。 何やら視線を感じ、…
前回までの連載で、海底下の地層をどのように採取するのか、そしてそれをどう分析するのか解説した。そのような海底下の深い場所にある地層も、もともとは海底面上に泥・砂・レキが堆積し形成されたものである。そのため、海底コアが採取…
見どころを教えてくれた展示制作者 「キョクホクの大河」詳細はこちら北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)詳細はこちら おしゃれなハンティ ハンティの皆さんの写真を見ると、カラフルな衣服、刺繍、毛皮などに目を奪われま…
見どころを教えてくれた展示制作者 「キョクホクの大河」詳細はこちら北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)詳細はこちら ハンティの食事情 ハンティの食生活は豊かな自然に支えられています。彼らは漁撈※1、狩猟採集、トナ…
2024年7月11日:カオジロガン 今年はカオジロガンが町中で子育てしています。宿舎の裏側によく来ます。多くの雛を連れたペアがいます。こちらでホッキョクギツネを見たことはないので、人や車は多いですがカオジロガンにとっては…