
高度100キロメートルの超高層大気にレーザーを飛ばす
大気と宇宙の境目を観測したい — 現在、南極でおこなっている研究について教えてください。光を用いた測定器を使い、超高層大気と呼ばれる領域の遠隔観測をしています。超高層大気は、高度80キロメートルくらいよりも上の領域です。…
年に一度開催している「極地研探検」は、極地研の活動や成果を広く伝えるとともに、興味関心を持っていただくためのイベントです。2009年からスタートし、毎年夏から秋頃に東京・立川の極地研で開催しています。参加者は小さいお子様…
大気と宇宙の境目を観測したい — 現在、南極でおこなっている研究について教えてください。光を用いた測定器を使い、超高層大気と呼ばれる領域の遠隔観測をしています。超高層大気は、高度80キロメートルくらいよりも上の領域です。…
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『極』No.20(2023春号)目次 画像をクリックするとお読みいただけます(PDF)↓
はじめに 私は第65次南極地域観測隊の夏隊広報として約4ヶ月間、「南極観測の今」を国内に届ける役割を担ってきました。 これまでの南極地域観測隊でも広報を担当した隊員により、それぞれの持ち味で様々な出来事が、「観測隊ブログ…
南極や北極の研究者になりたい! ……と思った皆さん、どこの大学院を目指しますか?日本には極地の研究を行っている大学はいくつかあると思いますが、その一つが「総合研究大学院大学(以下、総研大)」の「極…
ー「極地研アーカイブ室」とはどんな組織なのでしょうか? 工藤:大規模な自然科学系の研究所には、事業の様々な記録を収集・保管し後世に伝える目的でアーカイブ室が設置されていることが多いんだよね。その時代の科学の記録を残してい…
はじめて南極観測隊に参加して帰国した直後、大学院時代の指導教員から南極の感想を尋ねられた。「何をやるにも効率が悪いところでした」とお答えしたところ、先生は「それはきみにぴったりだね」とおっしゃった。日頃の自分の仕事の遅さ…