連載

赤い濁流・キノコ・カギハイゴケ
2024年8月3日:赤い濁流 氷河の近くまでやってきました。氷河は深くえぐられ、赤い水の濁流がすごい勢いで流れています。 2024年8月4日:キノコ 北海道大学の先生がキノコのサンプリングをするために、基地から8kmほど…

アザラシ・足輪・晴天
2024年7月31日:アザラシ 毎日忙しく調査を進めていますが、ふと目をそらすと羨ましい姿を目にすることができます。近づくと逃げてしまうため、超望遠レンズでの撮影です。 2024年8月1日:足輪 ニーオルスンにもカオジロ…

「南極の海の鼓動」を聞く、係留系観測
南極域でも様々な変化が起き始めています。南極大陸の上には莫大な氷(南極氷床)が存在していますが、その氷床の量が減少しているのです。もし、その全てが融けて海に流れ出してしまうと、地球の海面水位は約60メートルも上昇すると言…

色づき・雲の間・生分解性プラスティック
2024年7月28日:色づき 私達が調査している場所のキョクチヤナギの葉が、徐々に色づき始めました。秋が近づき始めています。 2024年7月29日:雲の間 今日はロングイヤービンからニーオルスンに移動する日です。生憎の曇…

南極で見つかった隕石は4万5千個以上!|国立極地研究所×朝日小学生新聞『おどろきサイエンス』2024年10月9日
話者:山口亮(地圏研究グループ准教授 ) PDFはこちらからダウンロードいただけます。

ヤナギ・野生動物・スキャナー
2024年7月25日:ヤナギ 午前中まで天気が悪かったのですが、雲の隙間ができたので、急いで調査地に行きます。ヤナギの葉が色づき始めました。光合成の速度が落ち始めるかもしれません。 2024年7月26日:野生動物 私達が…

潜水への誘い(いざない)
南極・昭和基地の周りの海はほとんど一年中凍りつき、陸上にも花の咲く植物は無く、ごく限られた場所にコケや地衣類がわずかに見られるのみで白一面の世界が広がっている。海洋生物を研究するといっても厚さ1メートル以上もある海氷(海…

100年変わらぬデザイン、ギネス認定のプランクトン採集器
2023年末、海洋観測の中で最も長距離データを取得したとしてギネス世界記録に認定された測器がある。一世紀前にイギリスの海洋生物学者アリスター・ハーディー卿により考えだされた連続プランクトン採集器(Continuous P…

山・ユキホオジロ・雲
2024年7月20日:山 調査地の南側には山があります。この山を超えると氷河を目にすることができます。多くの旅行客が氷河を見にるためにこの山を登ります。 2024年7月21日:ユキホオジロ ユキホオジロの雛が測定している…